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長いブドウ栽培の歴史を持つサルデーニャ。

昨年、3千年前のものと推定されるブドウの種、1万5千個が、サルデーニャ島西部で発見されたことにより、サルデーニャは、地中海で最も古いブドウ栽培の歴史を持っているとの研究もされているくらいだ。

イタリアワインの魅力の1つは、その土着品種の多様性にあると思うが、サルデーニャにも、20種類以上の土着品種がある。

ブドウの栽培面積は、およそ2万ヘクタール。そのうちの約30%を赤のカンノナウ、そして、白では、ヴェルメンティーノが12%を占める。

ヴェルメンティーノはサルデーニャのすべての地域、そしてイタリア本土でも栽培されているが、DOCG Vermentino di Gallura ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラを名乗れるのは、サルデーニャ島北東部、ガッルーラ地方の23のコムーネで栽培されたブドウのみから作られたワイン。

ガッルーラ地方の特色は、その花崗岩質の土壌にある。

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圧倒されるような形状の花崗岩の岩々に囲まれ、花崗岩質の土壌と海風が、ワインに特別なミネラルとフレッシュさを与える。

さらに、時には、非常に荒々しいマエストラーレとよばれる北西風が、ブドウ畑を病気から守る。

ビオの認定を受けていない生産者であっても、できる限り農薬に頼らずにブドウを栽培する生産者は多い。

同じ品種であっても、土地ごとに味わいは異なり、また、収穫時期、醸造方法によっても個性的なワインが造られる。

あっと驚くようなすばらしいワインに出会うと、どのような場所で、どのような考えを持つ生産者が作っているのか、知りたいと思う。

花崗岩の山を背景とする、なだらかな丘陵地帯に広がるブドウ畑は、やはりガッルーラ地方だけのもの。

小さなワイナリーでは、生産者や醸造家から、直接話を聞きながらのワインのテイスティングも可能であり、興味深い体験となること間違いない。